ドーナツを買って寄付が集まる、クリスピークリームの学校向けCSRが素晴らしい:

コンクールの一段落した今はまさに、文化祭や定期演奏会など、コンサートのハイ・シーズン。
企画におおわらわの諸兄も多かろうと思います。
ひとの集まるイベントは、勿論大変なことなのですが、そこには普段にはないメリットやチャンスも隠れています。今回は、そんな機会に役立ちそうな、企業発のファンドレイジングの取り組みをご紹介しましょう。

ファンドレイジング(※1)という単語そのものは、最近よくみかけるようになりましたが、日本でポピュラーな『寄付』よりも、リターン(資金提供の見返りに受け取るもの)がはっきり提示され、支援する側とされる側の双方がハッピーになれるような仕組みが多いようです。

赤い羽根募金だったら、募金をした人には赤い羽根が手渡されるだけですが(寄付行為のアイコンとしてはすごくポピュラーな方法ですが)、私が最近見たクラウドファンディング(※2)では、とあるアーティストの新盤制作支援で、寄付をした方のみに、そのCDの先行入手&スペシャルノベルティなどをリターンとして後日送るというものがありました。
ただ、支援を求める側が自らファンドレイジングを募るのは、苦労も多かったりするものです。そこで、企業がCSR(※3)の一環として、ファンドレイジングのサポートプログラムを提供するという試みが、近年あちこちで見られるようになってきました。

たとえば、ドーナツチェーン「クリスピークリームドーナツ」は、『子どもたちの夢が実現し、社会をよくするチャレンジへの資金調達を応援するプログラム』として、ファンドレイジング(資金調達)のプログラムを提供しています。http://krispykreme.jp/fundraising/

このプログラムは教育関連の団体限定で、10人以上の団体であればOK。そして目的が「備品(楽器)の購入」でも良いというのですから、吹奏楽部などお金のかかる部活の活動資金をあつめるにはうってつけ!「来年やりたいと思ってる曲があるんだけど、レンタル譜が取り寄せで高くって・・・」なんて場面にも使えそうですね。
購入者がドーナツを1箱(¥1,600)買うごとに、その団体が¥600の寄付を受けることができるというこの仕組みも、買った(=寄付をした)側、売る(寄付をうける)側の双方がハッピーになれる、新しくてうれしいかたちの寄付集めだと言えるでしょう。

生徒が主体になって、広報や呼びかけ、支援者に販売するドーナツの保管・管理などを身をもって体験することができるというのも、自主性を育てる意味でとてもいいですね。ただ「寄付をお願いします!」というより、このほうが双方にとって(そしてクリスピークリームにとっても!)メリットがたくさん生まれます。

コンサートでの「カンパ」というのは昔からあちこちの吹奏楽団で行われてきたことですが、こういう形態もぜひ、ひとつの手段として検討してみてはいかがでしょうか。

参考:
※1 ファンドレイジング http://fundraising-lab.jp/
※2 クラウドファンディングhttp://anipipop.com/what-is-crowdfunding/
※3 CSR http://smmlab.jp/?p=14541


タグ:Niche News | No Comments »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

© 2018 Band-Searchlight - Powered by Wordpress / Theme: Tabinikki